オフグリッド化には、電力・上下水・ガス・廃棄物処理・建物の環境性能といった多岐にわたるテーマが関わっています。これらのシステムと、「レジリエンス(防災機能)」「環境負荷」「中長期の信頼性」「経済性」という4つの機能を矛盾なく組み立て全体最適を図るには、幅広い専門性と柔軟な発想が欠かせません。
WE MAKE ENERGYでは、質が高く、サポート体制が充実していて、海外製に比べて防災機能を重視している国産メーカー品を積極的に採用しています。日本の風土や暮らしを理解し、丁寧で長持ちする彼らのものづくりは、中長期的に考えるとコスパも良く、目先の出費以上の価値をもたらしてくれると考えているからです。
さらにWE MAKE ENERGYが長年現場で培った経験とデータを元に、計画、設計・施工、保守・管理(アフターオーフォロー)といった全工程にワンストップで伴走。新築はもちろん既存の建物に対しても、経済的メリットも担保しながら、継続的・段階的なオフグリッド化を一緒に実現します。
私たちが毎月支払い続けているエネルギーコスト。日本全体では、電気代だけでも年間約30兆円がかかっていると言われています。仮にこのまま30年間、社会が電力自給にシフトしない場合、その総額は約900兆円にも上る可能性があります。様々なインフラコストの高騰が続く昨今の状況をふまえると、何かアクションを起こさない限りこの数字はどんどん膨らむ一方です。
WE MAKE ENERGYでは、こうした現代社会で生活する上で避けられない将来的なエネルギーコストを、よりよい未来をつくるための「財源」と捉えています。追加の出費を生むのではなく、この先20年30年と支払うであろう予算の中で、オフグリッド機能を段階的に実装する。そうすることで、経済合理性も担保しながら、既存のインフラシステムに依存している現状から自律分散型社会へのシフトが可能になると考えています。
WE MAKE ENERGYの考える「オフグリッド化」
オフグリッド化とは、必ずしも、0の状態から自給率100%を達成することだけが目的ではありません。もっと段階的・部分的に暮らしの中に取り入れながら、その時々の優先順位に合わせた現実解として、ライフラインを自給し自立できる機能を備える。WE MAKE ENERGYではそんな考え方を大切にしています。
まずは、できる限りエネルギーを使わなくて済むようにすること。その上で「何をどこまでオフグリッド化するのか?」を明確にして、最後に「自給しきれない部分はどう補うのか?」までを含めたプランを検討する。そうやって自然を破壊せず、自然の中で助け合いながら、エネルギーを自給していくあり方を実現できればと思っています。
オフグリッド機能の例
建築
1. パッシブデザイン建築
2. 高断熱・高気密化
3. 屋根のデザイン
4. 屋上・バルコニーのデザイン
5. 気流デザイン
電力
1. 屋根や壁面での太陽光発電
2. ソーラーカーポート
3. ソーラーシェアリング
4. オフグリッド・ガス発電
5. 蓄電池
6. ソーラーEV
熱源・冷暖房
1. オフグリッド・ガスの活用
2. ガスヒートポンプ(GHP)
3. コージェネレーション
4. 薪やペレットの活用
上下水
1. 循環型下水処理システム
2. 雨水タンク
3. 井戸水
4. 飲料水ストック
資源循環
1. 生ごみコンポスト
2. リユース/リサイクル
電力自給に特化した場合の提案イメージ
1
建物のエネルギー性能の見直し
冷暖房を最小限におさえる設計・設備の工夫。
2
電力消費の最適化
非常時も見越した分電盤やブレーカーの回路設計や、
冷暖房の電力消費ピークのカット、
発電量に合わせた電力消費のタイムシフトなどを行う。
3
電力自給の実現
太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、自給率を高める。
敷地内で自給しきれない場合はソーラーシェアリングを活用する。
サービス提供の流れ
美味しいコーヒーを届け続けるために電力自給には元々興味があり、相談相手を探していたところWMEに出会う。中長期的な電力自給化を見据えて、設備導入と同時に屋根の補修も進行中。
千葉で400年継承される農家さんとのプロジェクト。空き農地で太陽光発電を行うソーラーシェアリングの実現、美味しい食の提供、研修施設・防災拠点として機能するオフグリッドな場を目指す。
湘南に残された最後の酒蔵。日本酒などの醸造、飲食店、ギャラリー、保育園併設の複合施設を運営。これまで太陽光発電にはネガティブな印象があったが、WMEをきっかけに電力自給化を進行中。
バターなど乳製品の加工や冷蔵保存に電気を使うため、オフグリッドな牧場を夢見ていたが、相談先に困っていた。WMEとの出会いで電力自給化を決断。今後は新設工房にも導入予定。
屋上など既存の空きスペースを活用して設備を導入。「持続可能な高校」を目指し、電力自給による削減額は教育へ再投資。校舎自体もオフグリッドで防災機能の高い設計に建替えを計画中。
WME代表山本の自邸。太陽光発電、蓄電池、ソーラーEV、高断熱・高気密な建築を組み合わせ、生活の中で無理なく電力自給率80%超を実現している、オフグリッドなライフスタイルのモデルケース。






